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【完全保存版】いもの正しい保存方法|じゃがいも・さつまいも・里芋で違うって知ってた?
はじめに:いもはまとめ買いすると失敗する?
じゃがいもやさつまいも、里芋などの「いも類」は、栄養価が高く価格も安定していて、家庭料理には欠かせない食材です。
ですが、ついまとめ買いして「気づいたら芽が出てた」「なんか黒くなってる…」という経験、誰でも一度はあるはず。
実は、いも類の保存方法には種類ごとに適したやり方があり、それを知らずにいるとすぐに傷んでしまいます。
この記事では、「じゃがいも」「さつまいも」「里芋」それぞれの最適な保存法を、理由も含めてわかりやすく解説。
最後にはプロ直伝の「いもを長持ちさせる裏ワザ」も紹介しています。
1. じゃがいも|冷蔵庫NG、その理由とは?
▶ 冷蔵庫に入れるのはダメ!
じゃがいもを冷蔵庫で保存すると、見た目は変わらなくても「中身が甘く」なってしまいます。
これは、低温(約8℃以下)でデンプンが糖に変化するためです。
問題はこれだけではありません。
糖に変化したじゃがいもを加熱調理すると、「アクリルアミド」という発がん性が懸念される物質が発生しやすくなるという報告もあります(農林水産省)。
▶ 正しい保存方法
- 場所:冷暗所(10〜15℃)
- 方法:新聞紙に包んでカゴや箱に入れる
- 注意点:直射日光NG、通気性を確保
▶ 芽が出ない工夫
じゃがいもは時間が経つと芽が出てきますが、りんごと一緒に保存すると発芽を抑えられます。
りんごから出る「エチレンガス」が発芽を抑制してくれるんです。
2. さつまいも|低温障害に注意!
▶ 冷蔵すると傷む?
さつまいもは寒さに非常に弱く、10℃以下で低温障害を起こして黒く変色したり腐りやすくなります。
スーパーで買った後、冷蔵庫に入れるのは絶対に避けましょう。
▶ 正しい保存方法
- 場所:常温(13〜16℃が理想)
- 方法:新聞紙に包んで通気性のあるかごに
- 注意点:直射日光と湿気に注意
▶ 加熱すれば冷凍もOK!
一方、ふかし芋や焼き芋にしてから冷凍すれば、甘みを保ったまま長期保存できます。
- 皮をむいてラップに包む
- 小分けして保存袋に入れ、空気を抜く
- 冷凍庫で保存(1ヶ月程度)
自然解凍または電子レンジで簡単に食べられるので、おやつや離乳食にも◎。
3. 里芋|冷蔵庫で保存OKな例外いも
▶ 常温NG、その理由は?
里芋は乾燥と高温に弱く、常温保存ではすぐにぬめりやカビが出やすくなります。
▶ 正しい保存方法
- 場所:冷蔵庫の野菜室
- 方法:皮付きのまま新聞紙に包んでポリ袋に入れる
- 保存期間:2〜3週間
▶ 冷凍保存のコツ
皮をむいたあと酢水にさらしてあく抜きし、水気を切ってから冷凍することで煮物などにすぐ使えます。
- 小分けにして冷凍保存袋へ
- 調理時は凍ったまま加熱可能
4. 共通のNG行動「買ってすぐ洗う」
どのいもにも共通する注意点があります。
買ってすぐ水洗いしてしまうこと。
洗ったことで表面の防水膜が取れ、雑菌やカビが繁殖しやすくなるため、保存前には洗わないのが鉄則です。
5. プロ直伝!いもを長持ちさせる裏ワザ
料理研究家や農家の方に聞いた、保存力をさらに高める裏ワザはこちら。
✅ 土付きのまま保存する
泥付きのいもは、土が湿度調整の役割を果たし、乾燥と酸化を防いでくれるため長持ちします。
見た目はちょっと気になるかもしれませんが、「泥ごと保管」が一番長持ちするというのはプロの常識。
✅ 発泡スチロール+穴あき保存
通気性が確保された発泡スチロール箱に、いもを新聞紙で包んで保管すると、冬でも温度が安定して痛みにくくなります。