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鼻血が出たら上を向くはNG!正しい鼻血の止め方と受診の目安
鼻血が出たら上を向くはNG!正しい鼻血の止め方と受診の目安
鼻血は子どもから大人まで誰にでも起こる身近な症状です。
しかし、いざ鼻血が出ると慌ててしまい、間違った対処をしてしまう人も少なくありません。
特に「上を向く」「首の後ろをたたく」といった昔からの方法は現在では推奨されていません。
本記事では、鼻血が出たときの正しい止血方法から予防法、受診の目安まで詳しく解説します。
参考: https://www.taisho-kenko.com/disease/610/
鼻血はなぜ出るのか
鼻血の多くは、鼻の入り口付近にある「キーゼルバッハ部位」と呼ばれる場所から出血します。
この部分には非常に細い血管が密集しています。
そのため、
- 鼻をほじる
- 強く鼻をかむ
- 花粉症による刺激
- 乾燥
- くしゃみ
などの軽い刺激でも出血することがあります。
鼻血が大量に出ているように見えても、実際には少量であることが多く、過度に心配する必要はありません。
なぜ有効かというと、出血部位が鼻の前方に集中しているため、正しい圧迫を行えば血管を直接押さえることができるからです。
鼻血の正しい止め方
鼻血が出たら次の手順で対応します。
1. 椅子に座って前かがみになる
まず落ち着いて座ります。
その後、少し前かがみになります。
上を向いてはいけません。
血液が喉へ流れ込み、
- 吐き気
- 嘔吐
- 誤嚥
の原因になるためです。
2. 小鼻を圧迫する
親指と人差し指で小鼻をつまみます。
重要なのは骨の部分ではなく柔らかい部分を押さえることです。
これによって出血源となるキーゼルバッハ部位を直接圧迫できます。
3. 10分間離さない
途中で確認せず、10分程度は継続して圧迫します。
何度も離すと血のかたまりが形成されず、再出血しやすくなります。
参考: https://www.seims.co.jp/column/2025111701/
なぜ「上を向く」が危険なのか
昔は鼻血が出たら上を向くよう教えられることがありました。
しかし現在では誤った対処法とされています。
理由は非常に単純です。
出血は止まっていないのに、血液が見えなくなるだけだからです。
さらに血液が喉に流れ込むことで、
- 気持ち悪くなる
- 吐いてしまう
- 誤嚥する
リスクがあります。
特に高齢者や小さな子どもでは注意が必要です。
なぜ有効でないのかを理解しておくことで、緊急時にも冷静に対応できるようになります。
参考: https://www.hokkaido.med.or.jp/firstaid/syobyo25/contents023.htm
鼻血のときにやってはいけないNG行動
ティッシュを奥まで詰める
ティッシュを強く詰めると粘膜を傷つけます。
また抜くときにかさぶたが剥がれ、再出血の原因になります。
何度も確認する
止まったか気になっても途中で離してはいけません。
血液が固まる前に圧迫を解除すると再出血しやすくなります。
強く鼻をかむ
止血直後の鼻かみは危険です。
できたばかりの血餅が剥がれてしまいます。
激しい運動
血圧が上がり、再出血する可能性があります。
なぜ有効かというと、出血部位を安定して保護することで自然な止血機能を最大限活用できるからです。
鼻血を予防する方法
鼻血は予防も可能です。
加湿を行う
乾燥は鼻血の大きな原因です。