【保存版】いびきをかかなくする7つの方法|薬に頼らない生活習慣改善
いびきをかかなくするには?薬に頼らない自然な方法を解説
「いびきがうるさい」と家族に言われてショックを受けたことはありませんか?
いびきは本人が気づきにくく、放置しがちですが、生活習慣の見直しで改善できるケースが多くあります。
本記事では、医療行為に頼らず、今日からできるいびき対策を7つご紹介します。
健康的な睡眠を取り戻す第一歩として、ぜひ実践してみてください。
そもそも「いびき」はなぜ起こるのか?
いびきは、空気の通り道(気道)が狭くなり、呼吸のたびに喉の粘膜や周囲の組織が振動することで発生します。
主な原因は以下の通りです:
- 仰向け寝による舌の落ち込み
- 飲酒による筋肉の弛緩
- 鼻づまりによる口呼吸
- 肥満や首まわりの脂肪
- 睡眠不足による深い眠りへの急激な移行
① 仰向け寝を避け、横向きで寝る
仰向けで寝ると、舌が重力で喉に落ち込み、気道が狭くなります。
この状態がいびきを引き起こすため、横向きで寝るだけで大きな改善が期待できます。
実際、睡眠時無呼吸症候群に対する「体位療法(position therapy)」の有効性は複数の研究で支持されています。
参考:PubMed - Position therapy for obstructive sleep apnea
② 寝る前の飲酒を控える
アルコールは筋肉を弛緩させ、喉の筋肉も緩むことで気道がふさがりやすくなります。
とくに深酒後はいびきや無呼吸のリスクが高まります。
③ 鼻づまりを解消して口呼吸を防ぐ
鼻づまりで口呼吸になると、気道が不安定になりやすく、いびきが強くなります。
温熱療法や加湿は鼻腔の通りを良くする効果があります。
④ 首まわりの脂肪を落とす(ダイエット)
肥満といびきの関連は明確に確認されており、体重を減らすことは最も基本的ないびき対策のひとつです。
参考:Obesity and OSA - Harvard Health
⑤ 口テープで鼻呼吸を習慣化
睡眠中に口が開くと、いびきや口内の乾燥につながります。
軽く口を閉じるテープを使うと、鼻呼吸が促され改善が期待できます。
参考:Karger - Mouth-Taping Improves Nasal Breathing During Sleep
⑥ 質の高い睡眠時間を確保する
睡眠不足は深い眠りへ急激に入ることが多く、筋肉が過度に弛緩し、気道が狭くなる原因になります。
⑦ 枕の高さを調整する
合わない枕は首の角度を悪くし、気道の閉塞を引き起こします。
首や気道のアライメントが整う枕を選びましょう。
放置は危険。いびきは健康のサインかも
いびきは「単なる音の問題」ではなく、睡眠の質や健康リスクの指標にもなります。
重症化すると、高血圧・糖尿病・心疾患などの合併症リスクもあるため、軽視しないようにしましょう。
今日から始められる7つのいびき対策まとめ
- 横向きで寝る
- 寝酒を控える
- 鼻づまりを解消
- ダイエットで首まわりをすっきり
- 口呼吸を防ぐ口テープ
- 睡眠時間をしっかり確保
- 枕の高さを調整
これらを実践することで、薬や機械に頼らず自然にいびきの改善が目指せます。
いびきに悩む方へ伝えたいこと
小さな習慣の見直しが、あなた自身の健康だけでなく、家族の安眠にもつながります。
まずは1つ、今日からできることから始めてみてください。
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