【保存版】吐き気を今すぐ抑える7つの自然な方法|薬なしで自宅ケア
吐き気がつらい…でも薬に頼りたくないあなたへ
急に襲ってくる吐き気。
仕事中、外出先、夜中など、いつどこで起きてもつらいですよね。
でも、「なるべく薬には頼りたくない」「自然に治したい」と思う人も多いはず。
この記事では、薬を使わずに今すぐできる
吐き気を抑える自然な対処法を7つ紹介します。
ストレス、乗り物酔い、胃の不調、自律神経の乱れなど、原因を問わず効果が期待できる方法ばかり。
ぜひ、あなたの生活に取り入れてみてください。
1. 深呼吸で自律神経を整える
吐き気の多くは、「交感神経」が優位になっているときに起こります。
深呼吸をすることで、副交感神経が活性化し、体がリラックス状態になります。
やり方
- 鼻から4秒かけて吸う
- 口から6秒かけてゆっくり吐く
- これを3〜5セット繰り返す
ポイントは「吐くほうを長く」すること。
目を閉じて、静かな空間でやると効果アップ。
2. 手首のツボ「内関」を押す
「内関(ないかん)」というツボは、吐き気・乗り物酔いに効果があるとされる代表的なツボです。
場所
手首のシワから指3本分下の、腕の真ん中にあります。
軽く押すと、少し痛気持ちいい感覚があるところです。
押し方
- 親指で垂直にグッと押す
- 5秒キープして離す
- これを5〜10回、左右両手で行う
バスや電車の中でも手軽にできるので覚えておくと便利です。
3. 冷たい水を少しずつ飲む
胃の中の温度が上がっていたり、乾燥していたりすると、吐き気が強まることがあります。
冷たい水や常温の水をゆっくり飲むことで、胃の不快感がやわらぎます。
ポイント
- 一気に飲まず、口に含んでから飲み込む
- 胃がびっくりしないよう、少量ずつ摂取する
水分不足による軽い脱水も、吐き気の原因になることがあります。
まずは、少しずつ水を試してみましょう。
4. ミントや生姜でリフレッシュ
自然の香りや成分で吐き気を軽減する方法です。
ミントの効果
ミントには鎮静作用があり、リラックス効果もあります。
ミントティーやガムで、香りをかぐだけでも◎
生姜の効果
生姜は胃の動きを整え、吐き気を抑える働きがあります。
妊娠中の「つわり」にも有効とされています。
オススメの摂り方
- 生姜湯(すりおろし生姜+お湯+はちみつ)
- ジンジャーティー
- 生姜入りキャンディー
5. 首筋を冷やす
吐き気を感じたとき、後頭部から首にかけてのラインが熱を持っていることがあります。
そこを冷やすことで、脳や自律神経の興奮を抑える効果が期待できます。
やり方
- 冷水で濡らしたタオルを首筋に当てる
- 保冷剤をタオルで包んで当てる(直接はNG)
目を閉じてゆっくり休むと、さらに効果的です。
6. 匂いの刺激を避ける
吐き気があるとき、強いにおいはそれを悪化させてしまう原因になります。
香水、香辛料、食べ物のにおいなど、嗅覚への刺激は避けましょう。
対処法
- 窓を開けて換気する
- 外に出て新鮮な空気を吸う
- アロマやお香は控える
においに敏感な方は、食後にミント系のタブレットで口をリフレッシュするのもおすすめです。
7. 横になるなら「左向き」で
意外と知られていませんが、横になるときの姿勢も大事です。
胃は体の左側にあり、左を下にすることで胃液の逆流を防ぐことができます。
逆に右を下にすると、胃の内容物が食道に流れやすくなってしまいます。
正しい姿勢
- 左を下にして横になる
- 上半身を少し起こす(枕を高くする)とさらに効果アップ
注意点|医療機関の受診が必要なケース
次のような場合は、自己判断せずすぐに医療機関を受診しましょう。
- 吐き気が数日以上続く
- 吐血、黒色便がある
- 強い腹痛や発熱を伴う
- 既往歴に胃潰瘍や胃がんなどがある
あくまでこの記事は「一時的な吐き気」への対処法です。
体調に不安があるときは、無理せず専門家に相談してください。
まとめ|自然な方法で吐き気をラクに
今回は、薬を使わずに吐き気を抑える7つの方法をご紹介しました。
- 深呼吸
- ツボ「内関」
- 冷たい水
- ミント・生姜
- 首筋の冷却
- 匂いを避ける
- 左向きで休む
どれも簡単で、今日からすぐできるものばかり。
ひとつでも覚えておけば、急な不調のときに心強い味方になります。
健康は毎日の小さな習慣から。
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